偶然の確率

彼女が、好きだというこの曲がいま頭の中をくるくるしてる。
たくさん笑ってたくさん泣いてたくさん傷ついた末に人生でたどり着いたちょうどいい距離感は
「恋って人生のおまけ」って事。

グリコのおまけ。

少しばかり強がってオトコの幸せ求めていくとツラくなるから、ヒトとしての幸せだけで生きていけるようにとにかくいろんなものを捨て去り断ちきらないと難しい。

ああ、多分もう乱文。考えがうまく吐き出せない。
つめたい手の感触がまだ残って、時々ココロに疼く。

眠れないじゃないか。

覚悟を決めてバリアをはったときにかぎって訪れる

そんなものなのかな。

退院から二週間でまた血管破裂

退院したら家でいろいろやろうと思ってた。退院するまでは元気で、あれこれ考えてた。

パソコンつけなきゃ
フロ楽しまなきゃ
実家に帰ってる赤ちゃんみなきゃ
絵手紙かかなきゃ
本読まなきゃ
患者会活動しなきゃ
友達と快気祝にゴハンいかなきゃ

実際退院してみても体調が悪く、何一つできず、退院連絡もする気にならなかった。入院する前にあたり前にできていた事は、両手をすりぬけて流れていった。

病院の生活と変わらない…。

起きても
横になっても
座っても

血管が破裂してしまう。痛い。痛みをとる術もない。

そしてまた、退院二週間もたたないうちに今度は右足のつけねの血管が自然破裂し、またもとの病院へ救急車で戻った。

もうしんどい
もう疲れた
まぁ、生きるけどさ

クララ

お久しぶりです。ここ最近極度の不眠症(線路脇の病室なので目が覚めるともうだめ)と久しぶりに体を起こしたことの首痛頭痛でした。

そうそう２ヶ月ちょっとぶりに

立ちました！
座りました！
つかまり歩きで歩きました！

そして看護師さんからクララと呼ばれています。立ったからってクララかい

病室の人やお医者さんや看護師さんがみな感動してくれました。退院まであと少し。二年連続誕生日を病室で、はいやなのでそれまでにシャバに出ます。

近況

日記もニッキも実は苦手なshizmmy＠退院したら飼い犬に噛まれないか若干心配、ですコンバンハ！

近況書くの忘れてましたがおかげさまで、先週あたりから腫れもカッチカッチやぞ！(笑)に変化し(ただしぞっくぞくはしない)、少しずつ体をもぞもぞできるようになりました。寝返りや座位はまだかかりそうかな。腸の具合も絶食が終わってからはひとまず快調、何よりもいろんな方にお見舞いにきていただきパワーをもらいました。またメールや電話やらもありがとうございます。

また箇条書き

・七夕にそうめんでたー
ちゃんと星に型抜きしたきゅうりとにんじん、天の川に見立てた玉子焼きの細切り状のやつ(←名前ど忘れ)笹の葉つき。

・月曜日(かな)、こんな感じの棟内放送に爆笑した。
「お食事の…くすくす…用意がで…きました。歩ける方はつ、詰所の前まで…ぷ…食事を…ひひっ…取りにお越しくださ…アハ(ガチャ)」
後日、てか今日の朝、何がそんなにおかしかったのか聞いたが、笑いの元ネタは忘れたらしい。うーんさすが後日。笑いをありがとう看護師Ｔさん！「なんで私と分かったん？」と聞かれたが、そりゃ分かるよもう五回、半年分入院してるんだし

・今日はクッサクサのシーツを一ヶ月半ぶりにやっと交換できました。本当は週に一度なのだが体位変換できずにいたからやっとこさ。看護師さんたちも三人がかりで変えてくれました。ありがとうございます。腫れものにさわるみたいで…というか例えじゃなく本当に腫れてますが。

アタイに触るとケガするぜ！
…アタイが。(笑)

・そのシーツ交換でちょっとまたアザができた。んで妄想。

ｉｆ～もしも～
ぜい肉バンクってあったらええなあ。一人100gでいいからドナー登録お願いします、なんて。背が178センチなのに手術やらで今45キロしかなくて、骨がでばって座るとか肉がなくて痛いんよね。しかも腸がないから頑張って食べても体重は戻らないらしい。

みなさんがいらなくなった肉、わけてほしいです。きっと移植待ちの僕に対してドナー数はパンクするほど多いんじゃないかな(笑)

やせたい方はまず登録を
フリーダイヤル

0120ｰ2990002
(ニククレオレニ)
↑大丈夫やろな実際に使われてないやろな

生きること、死ぬこと

あえて前の日記には書かずにいたけれど、さっきやっぱり書いておこうと思いたったので書いておこう。

この一ヶ月半の入院で、飛び降り自殺が二件もあった。一人は患者さん、もう一人はよく僕らの大部屋に遊びにきていて、顔見知りになった若い男性患者さん(交通事故で骨折、もう退院した)の家族の方。どちらの方も、すごい元気で楽しい人で、悩みを抱えてるように見えなかったらしい。

命を絶たなければいけないほど辛い状況や苦しいことがあったのだろう。本人じゃないとわかりえない苦しみということがつらい。

ただやっぱり僕から見れば、健康な体で、家族や仕事もあって、それでも死にたいとか身体を捨てたいとか思うのが悲しい。いらない体なら取りかえてほしい、と、ついつい思ってしまう。人間はついつい、健康が幸せを数える時の第一なのを数え忘れるんですよ。そして「生きる」ではなく「生かされている」ことも。

痛いーーー

例えるならば、水風船を作り、それを割れないぎりぎりまで手と地面で圧力かけて風船のゴムが悲鳴をあげる。

そんなことが僕の太股・おしり・背中で起きてます。

地球の重力が恨めしい。

まとめて近況

・新人看護師さんが(かなり)緊張しながら部屋に検温にくるので、なんとか笑わそうと企む。

「熱は37.5度…あっ！３の倍数っ」

携帯の話になったのでとりあえず「頑張れリスモ」をすすめておいた。「着信音、めったにかからない人のをとんでもない着音にしておくとスリリングですよー」と、いらんことを言っておいた。

・先週、先生の回診で患部をほんの少し触診しただけで、また血管が破裂。良くなりつつあったのに逆もどりだ…。身体の半分以上が痛かろうと、腫れが太股から背中まで青く腫れあがろうと、「どうしようもない。出血が自然に止まるのを待つしかない」と先生は言う。そして神様ってやつはギリギリで私を生かすのである(笑)

・日曜日に腹痛で悶絶。腸が悪く、腹がでてきた。また腸破裂の危険のため絶飲食…。点滴始まるも、左手と右手あちこち漏れまくって差すとこなくなる。幸い検査では手術しなくて済みそうで、点滴は外したまま今日の昼から三分かゆで様子見。

・点滴のたびに出血して腫れたり漏れたりで看護師さんが真っ青になって謝るから、「大丈夫ですよ、こんな体質なんで」と逆に申し訳なくなる。しかし自分の体の血管の状態は相当悪くなってるな、と自分で思う。

・いろんな人に「あんたは強いのぅ」「パワーあるなぁ」とか言われるが、病気に慣れてるだけで意識はしてないだけである。ただ、いつも周りに誰かいるからなかなか泣く事ができないだけだ。知らないどこかでは「痛いつらい」と泣き言を吐いてるかもしれない。例えばここで。

・某医療コミュに入っているが、たまたま見かけたトピの内容にあまりに憤り、一難病患者の立場から気持ちの吐露と抗議の書き込みした。メッセやら足あとやら…マジいらんことしてもーた。でも難病の患者さんの、藁をもすがる気持ちにつけこむのがどうしても許せなくて。

トピ主は会話成立しないし、匿名をいいことに言いたい放題だし、昔の患者会立ち上げの時のいざこざの経験から、こういう類いは関わらないと決めてたのに…やってもーた。